エビデントは顕微鏡開発100年の技術革新を礎にCO2インキュベータ内で観察可能な新コンセプトの顕微鏡CM30を開発しております。本ウェビナーでは次世代MPSの柱となる共培養容器「UniWells™ 」を開発したギンレイラボとUniWells™をはじめ培養関連製品を販売する富士フイルム和光純薬とのコラボレーションセミナーとして「次世代MPSが拓く創薬と再生医療」と題してライブ配信にてお届けします。

金沢医科大学総合医学研究所 准教授
島崎 猛夫(M.D., Ph.D.)
(株式会社ギンレイラボ 代表取締役)
本講演では、演者らが開発した共培養容器「UniWells™」を発展させた生体模倣システム(MPS)と、スフェロイド形成技術を統合した新しい疾患創薬研究基盤を紹介します。本システムは、一方向性共培養や灌流培養を可能とし、精密フィルターにより組織・細胞間相互作用や薬物動態を高精度に再現できる点、従来困難であったスフェロイドの病理標本作製を容易にする点、さらに細胞の変化をタイムラプス顕微鏡でも観察できる点に特徴があります。加えて、演者らが開発した細胞リモデリング技術と各種分化誘導技術を組み合わせることで、目的細胞種の取得と利用が可能となり、再生医療および疾患創薬研究への応用範囲を大きく拡げます。本講演では、これらの技術を統合した次世代研究モデルの展開について概説します。
ギンレイラボの共培養容器UniWells™やスフェロイド作成用ユニットCuPS®をはじめとする最新ラインアップおよび富士フイルム和光純薬のMPS製品・細胞培養製品についてご紹介いたします。研究開発から製造用途まで幅広い製品をご提供しております。
エビデントのインキュベーションモニタリングシステムCM30を中心にAIやディープラーニングを活用することにより、これまで蛍光染色が必要であった解析が無染色で出来る最新の事例についてをご紹介いたします。